かってに漫画レビュー

漫画を勝手に分析したり考察したりして感想を書いていく予定です。

【漫画レビュー】幼女戦記 17巻

幼女戦記 17巻より

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漫画:東條チカ 原作:カルロ・ゼン キャラクター原案:篠月しのぶ

16巻までのあらすじ

エリートサラリーマンだった主人公は死後、魔法が存在するパラレルワールドに転生。二十世紀初頭のドイツにあたる「帝国」に女として生まれた。

周辺国との戦争が激しくなっていく帝国において、魔法の才能をもっていたことから、幼女ながらも軍で出世していく。

そして隣国フランソワ共和国との戦争において、魔導士を乗せたミサイルを撃ち出し、後方の敵司令部を直接攻撃するという「衝撃と畏怖」作戦に参加する。

 

17巻のあらすじ

帝国の運命を占う、V-1を用いた二〇三大隊選抜中隊の強襲はフランソワ軍司令部を混乱の坩堝へ叩き落す。だが、この死角外からの一撃さえもゼートゥーアがタクトを振るう神算鬼謀の一端でしかなく―? ebookjapan作品紹介より

 

登場人物

幼女戦記 17巻より

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ターニャ・デグレチャフ(少佐)

元エリートサラリーマン。異世界に転生し、現在は幼女にして帝国の英雄となった。

本当は後方で平穏な暮らしをしたがっているが、ことごとく勘違いされ戦意旺盛な愛国者と見られている。

 

 

 

幼女戦記 17巻より

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ヴィーシャ(少尉)

ターニャの部下で、優秀な副官。ターニャのことを平和を愛する優しい人間と思い敬愛している。

 

 

感想

 

「衝撃と畏怖」作戦

前巻から引き続き、主人公らによるフランソワ軍司令部への攻撃が続きます。

主人公だけでなく部下たちもみんな強いですね。

正直、主人公とヴィーシャ以外は死んでもどうでもいいと思ってたのでほとんど覚えていなかったのですが、なかなか死にそうにありませんね。

そんな中、フランソワ側について暗躍していたアルビニオン連合王国の諜報員がお亡くなりになります。イケメンだし厄介な敵っぽい雰囲気を出していたのですが、主人公に認識すらされずに退場です。

幼女戦記 17巻より

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在りし日の・・・名前なんだっけ

 

一転、場面はアルビニオン連合王国

アルビニオン連合王国はイギリスにあたる国で、新興の軍事大国である帝国を快く思っておらず、前々から暗躍していました。

しかし「衝撃と畏怖」作戦の一環で、帝国が戦線を後退させたのを見て、

「帝国もこれまでですな」

と帝国の敗北を疑っていない様子。

幼女戦記 17巻より

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私は予想しておりましたよ

真実を知っている読者からするとニヤニヤしてしまうシーンです。

ただそんな中、優秀な人材もいるようで、彼が次のアルビニオン戦でのキーマンになるんでしょうね。イケメンだし。

 

そして主人公たち

作戦を完璧に終わらせて帝国の潜水艦に乗り込む主人公たち。

束の間の平穏が訪れます。

しかし

幼女戦記 17巻より

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もしかしたらこのまま戦争勝っちゃうかもな!!

嗚呼なんというフラグを立てるんですか

 

とまぁ気になるフラグはあるものの、普通に予想するならば

帝国におびき寄せられ空白地帯に殺到したのち、後方司令部を破壊され烏合の衆となったフランソワ兵たちが地獄を見る

という展開になるんだと思いますが。

たのし 恐ろしいです

 

次巻でそれが見られるのでしょうか