【漫画レビュー】アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 第一巻
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
あらすじ
ebookjapan作品紹介より
寡兵ながらも勇敢に立ち向かい、蒙古の大軍団に武士の誇りを見せつけた対馬の戦い。そして舞台は九州の要衝、博多に移る。博多湾を埋め尽くす軍船の群れに、鎌倉武士たちの戦ぞなえは間に合うのか!?
元寇を描いた漫画「アンゴルモア 元寇合戦記」の続きとなります。
前シリーズは「対馬編」と銘打たずに終わったので、
「え?終わっちゃうの?」
とガッカリしていたのですが、
「博多編」として続くと知ってホッとしました。
登場人物
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
朽井迅三郎。
もともと有能な御家人でしたがなんだかんだあって島流しにされ、
「対馬編」では対馬の住民とともに蒙古軍と奮闘しました。めちゃ強
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
鬼剛丸。
元海賊で主人公とともに対馬に島流しにされ蒙古軍と戦いました。めちゃ強
「対馬編」のラストで死んだように描かれてましたが、腕一本斬られるだけで済んだらしい。
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
張明福。
何で島流しにされたのかわかりませんが、島流しにされた元筥崎長者。
「対馬編」では全く活躍しませんでしたが「博多編」ではどうでしょう。
そもそも戦えるキャラクターではないのですが、島流し組で生き残った3人のうちの1人なので、何気に期待しています。
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
少弐景資。
少弐家の三男。
「対馬編」にもちょろっと登場して、主人公に援軍を送る約束をしたんですが、父親に阻止されたため約束を守れませんでした。
今巻でも何かと話を聞き入れられず歯がゆい思いをしています。
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
九州に地盤を持つ武家の一人。
東国勢の少弐家や島津家、大友家らからは田舎者とバカにされ、不遇な扱いを受けています。
少弐景資もそうですが、バカにされたり不遇な扱いされるのは活躍するフラグです。
要チェックや
感想
前シリーズの「対馬編」では、
とにかく悪鬼羅刹のごとき蒙古軍がとんでもないヘイトを溜めまくっていて、
多少、主人公の話を聞かない味方がいたりもしたのですが、
基本的にざまぁの矛先は敵である蒙古軍に向いていました。
ですが、どうやら今シリーズの「博多編」では、
無能な味方、仲間割れなどが目に付くことになりそうです。
ぶっちゃけ私好みの展開です。
まずは「対馬編」のその後から
対馬の生き残りたちが山中に潜伏しているのですが、どうも食料が足りなくなりそう。
そこで主人公は九州に向かう蒙古の船に忍び込んで、博多にあるであろう食料をゲットするつもりのよう。
しかしなんとその船には張明福が!
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
相変わらずいいキャラしてます。
一方、博多にいる武士たちは
完全に蒙古軍をナメきっています。
ぶっちゃけ、にっくき蒙古軍に対して「あんなヤツラやってまってくだせえ」と言ってしまいたくなるくらいです。
対する蒙古軍の方が対馬での激戦を思い出し
「あの忌まわしい対馬の山城思い出すぜ・・・」
「小山とはいえ急斜面だ、岩と矢が降って来るぞ、盾で構えろ」
と慎重です。その結果、
出典:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 コミックス1巻より
こうなりました。
さて日本はどうなってしまうのでしょう。
次巻に続きます。